みなさんこんにちは。朝勉生活もだいぶ慣れてきました😃1日7時間はしっかり寝て、すっきりした状態の方がだいぶ捗りますね。
今回はおかねの話。やってきました「アカウンティング」。会計学。めっちゃ苦手な部分です笑
大学院に通ってから、お金に関することをきちんと学ぶようになりました。順番はバラバラですが、授業の予習をかねてお金系の記事を集中投下しようと思います。
いきなり学問的なところからいくのは、しんどいので、私が勉強しながら思ったことを書いていこうと思います。
①お金との付き合い方、知っていますか?
お金との付き合いは一生あるのにも関わらず、いままで一度たりとも学んだことはありません。なぜか、お金のことに関することは腫れ物扱いされ、邪険にされます。お金の話は神聖化され、話すことさえ許されない。
お金の話をすると急にみんな耳を塞ぐ。
私自身、株式投資もしているし、フィンテックもしているし、仮想通貨運用もしているし、投資信託もしている。しかし、他の方にこの話をすると、いまだにこんな返事が来る。
「株ってギャンブルみたいなもんでしょ」
「まず給料は貯金して何かあった時においておかないと」
「投資なんかせずに、真面目に貯金している人がお金持ちになる」
いや、いつの時代を生きてるんですか!
と声を大にして言いたい。
なぜか、日本人はお金と政治を嫌う。でも貯金は大好きだそうな。
この記事によると、日本人は他の先進諸国と比べても、突出して貯金好きだ。日米欧の個人金融資産に占める現金・預貯金の割合は、日本が52.3%に対して米国が13.9%、ユーロ圏が34.6%となっている。
なんでそんなに貯金好き?日本人の資産形成からわかること日銀が四半期ごとにまとめている「資金循環統計」は、金融取引や、金融資産・負債について包括的に記録した統計で、直近のものではfuelle.jp
この低金利時代に貯金だけで資産を増やすことは不可能だ。老後2000万問題は有名な話。年金も頼りにできないし、定年退職なんてまた夢の話。かといって貯金もできない20代、30代も増加している。
みなさんは、この本をご存知だろうか。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)www.amazon.co.jp
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父親が読んでいたので存在は知っていたが、自分が目を通すなんて思ってもいなかった。
ここに書いてあるのは、
「ファイナンシャルリテラシーが低い人はいつまでたってもお金持ちになれない」
「家を買うことを資産を得ていると勘違いしている」
「真面目に働いたとしても搾取され、貧乏のままである」
お、おう。すごくストレートな表現。苦笑
でもお金の勉強をしている今ならはっきり言える。
いま、お金の勉強ができて本当によかった!
②ファイナンシャルリテラシーとは?
日本は、世界でも群を抜いてファイナンシャルリテラシーが低いと言われています。勤勉で真面目ではあるものの、お金の使い方と向き合い方を知らない方が多いようです。結論から言うと、調査対象となった143カ国の内、最もファイナンシャルリテラシーが高かったのはスウェーデン(71%)とノルウェー(71%)で、日本は38位(43%)につけています。なお、パーセンテージは、ファイナンシャルリテラシーが高いと判断された人の割合です。
そもそもファイナンシャルリテラシーとはなんでしょうか?
ファイナンシャルリテラシーとは、お金に対する知識のことや、その知識を使って広く活用できる知識のことです。
私たち日本人は、親からお箸の使い方や言葉の使い方を教わりますが、お金の使いかたは教わりません。小学校、中学校、高校、大学で学問は教えてもらいますが、金融や資産形成に関する知識は教えてもらいません。
いまの日本で自発的に情報を得て勉強しないかぎり、ファイナンシャルリテラシーを鍛えることなんて絶対できないのです。
海外だと、先進国の多くは幼い頃からファイナンシャルリテラシーを鍛えるトレーニングをするそうです。そして、ひとつの仕事だけでなく、複数から収入源を得ると言う概念を知っています。
日本は真逆で、1つの会社に属し、1つの仕事を人生をかけて全うすることをよしとします。収入源は1つだけ。万が一それがなくなってしまった場合、再起不能になってしまう可能性が高い危機的状況を招くわけです。
コロナ禍の状況において、リーマンショック以上の経済危機がおこると言われており、日に日に企業の倒産件数が増加しています。リストラされている人も増えてます。
いまこそ、ファイナンシャルリテラシーを高め、危機的状況を回避する絶好のチャンスではないだろうか。
「日本で一度失敗すると這い上がることができない」とよく言われます。これは、大半の人が1つのことしかできず、再起不能に落ちやすい状況になっているからではないでしょうか。
③「損益計算書」と「貸借対照表」を理解できますか?
この言葉を聞いて、
「あっ、PLとBSね」
「資産と負債のバランスでしょ」
「キャッシュフローを計算してだせるよね」
と答えた方はファイナンシャルリテラシーが高いと思います。
しかし、え?これなに?って思われた方は、残念ながらファイナンシャルリテラシーは低いと思います。
ファイナンシャルリテラシーを身につけるためには、損益計算書(P/L)貸借対照表(B/S)の2つの関係を理解する必要があります。
言葉だけ見ていると難しそうですが、実際はそんなことありません。
私も1年前まではまったく理解できなかったですが、現在はある程度理解できます。作れと言われたら、できないこともないです。
損益計算書は”お金の出入り”を表すものです。貸借対照表は”持っているものと借りているもの”を表すものです。損益計算書と貸借対照表は「資産が収入を、負債が支出を生む」という関係にあります。
この2点をある程度理解していくと、
「銀行にお金を預けていても収入は増えない」
「家を買うことは資産形成にならない。むしろ負債が増える」
ということが判明します。
ただし、金利の話や、利率は「ファイナンス(金融)」の話になりますので、今回は省きます。混ぜて考えると意味不明になるので。
「アカウンティング」=会計学=過去をみる
「ファイナンス」=金融経営学=未来を見る
と分けて勉強したほうがいいです。
自分の将来、お金で後悔しないよう、ファイナンシャルリテラシーを上げていけるようにがんばっていきましょう!
きょうの記事はここまで!次回から会計学についてまとめていこうと思います!では!